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愛知県<一宮市・江南市・名古屋市>の建築家活動記録
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先週から今週にかけてですが、「伊左地の家<長期優良住宅>」では建前がありました。
その辺りのお話を今回と次回で紹介いたします。
先ずは、土台である桧を現場搬入して、図面通りに伏せていきます。
基礎の立ち上がりから、ツクツク出ているのがアンカーボルトと言いまして、基礎から土台が離れないように固定する為の物です。
場所によっては、地震の際に強い引き抜きの力がかかりますので、設計の段階で柱1本1本の応力を計算して、必要な箇所には普通より頑丈なアンカーボルトが設置してあります。
設置は、事前検討がしっかりしてありますので、テキパキ進んでまいります。
そして・・・
土台伏せは無事完了です。奥には柱材が搬入されています。
一方、こちらは工務店の刻み場。
今回の構造材は、プレカットで済ます箇所もありますが、収まりが難しい所がありますので、そういう所に関しては、この刻み場で大工さんにしていただいています。今では、なかなか見ることが出来ない光景になってしまいましたので、とても貴重な空間です。
このような感じで、梁の先端に角度を付けることにより、よりスッキリとした収まりになる・・・筈です。
さて、次回は華やかな建前です。
それでは。
名古屋市港区を車で走っていた時に見た、公園の光景がちょっと変。
急遽寄り道をして、写真撮影。
それが、コレです・・・・
広場に大量の"かもめ"が居ます。
海が近いとはいえ、陸に居るのはちょっと変な感じです。
川沿い手摺の上はこんな感じ・・・
モリモリ居ます。
カメラのファインダーを覗いて気づいたのですが、かもめはかもめでも、クチバシの色と脚の色がそれぞれ違うのです。
赤から黄色にかけて、皆さん個性があります。
私にとっては「へぇ。」的な発見。
ただ、問題はカメラのファインダーを覗いて気づいた事。
自分の目で見て、気づいたり何かを感じたりすることが本当は大事ではないのか?
「記録するのではなく、記憶する。」
そうしなきゃ。
タイトルは「ファインダーを通して気づくもの。」なんて、ちょっと格好良くしていますが、大反省をしていますというお話でした。
それでは。
昨日の「伊左地の家」は木造、「阿久比町の家」は鉄骨造と構造は違いますが、現時点では同じようなタイミングで基礎工事が続いています。
先回の基礎配筋は続いて・・・
地中梁の配筋も終了。露出柱脚との干渉も問題なく収まりました。
(設計図書通りで問題が出ては、それこそ問題ですが、そういう事はありませんよ。)
次は、基礎配筋の周りに型枠を建て込みます。
コンクリートのかぶり厚や、コンクリートを打ち込んだ時に膨れを生じないように・・・等、様々な事に気を配りながら作業は進みます。
この型にコンクリートを流し込みカタチを造るので、完成形をイメージしながら型枠を建てるというのは、大変な事だなぁ・・・といつも感心してしまいます。
そして、コンクリート打込みです。
隙間のないようにひたすらコンクリートを流し込みます。
型枠がしっかりしているので、上に人が乗っても大丈夫。
そして、暫く養生してから型枠を外します。
ご覧の通り、綺麗な基礎が完成です。
上にニョキニョキと出ている鉄筋は、この後スラブ(床盤)配筋をする際の定着です。
現在は、鉄骨の建て方に向けて、鉄骨収まりの調整中です。
それでは。
先週の「伊左地の家<長期優良住宅>」の様子のご報告です。
・・・とは言うものの、見た目は地味です。
覚悟してください。(しかし、何度も言いますが大事な工程です。)
「配筋検査」です。中間検査はまだ先なのですが、瑕疵担保責任に関する基礎配筋の検査です。
検査員の方は、手慣れた感じで検査されて、配筋の定着やかぶり厚の説明をして帰られました。
"問題なし"ということです。
検査員の方曰く、配筋の並びが整然としている現場はパッと見で大丈夫かそうでないかが判るとのこと。
「今回はそれに当たった。」とは言いませんでしたが、そういう事にしておきます。
そして、検査が終わったら待ちわびていたかのように、基礎スラブ(床盤)のコンクリート打ちです。
これで、配筋は隠れてしまい、もう見る事はないですが、事前検査も済んでいますので安心です。
この後、写真はありませんが、基礎の立上りのコンクリートを打ちました。
次は土台を伏せたら、建前です。
華やかな現場が待ち受けています。
それでは。
これは、まさかのタイトルです・・・。
以前、ブログで紹介したこの記事を彷彿とさせますが、その通りの事が起こってしまいました。
今回は日曜日に岐阜で開催された、複合施設設計者選定の公開プレゼンテーション・ヒアリング会場です。
この公開プレゼンテーションは、岐阜大学医学部等の跡地を利用した複合施設設計にあたり、建築家の中でも超が付くほどのメジャー級のお三方が一般の方を前に、プレゼンテーションを行うというものです。
三人の建築家とは・・・"伊東豊雄氏" "槇 文彦氏" "藤本壮介氏" の3名です。
どんな方かと、ここに述べるとキリがないので、検索をしていただくとしまして・・・それはそれは素晴らしい建築を創る方々です。
そんなお三方が一同に会する。
しかも、真剣勝負。
普段行く講演会とは訳が違います。
真剣勝負の場で、どんな話をするのか、またどんな語り口なのか・・・是非、聞いてみたい。と現地に向かいました。
会場は、定員500名。前回の50名×10倍!
・・・しかし、見込みが甘かったです。
現地に到着した時には、既に定員オーバー。
急遽、ホールに入れない人はロビーで中継を聞くという場を作ってはいたようですが、それもオーバー・・・。
何とかならないかと、ウロウロしていたら通路にもスピーカーがあったので、そこでじーっとして聞くことにしました。
そういう訳で、今回は音声のみのサテライト。
ただ、音声だけでもある程度は雰囲気が伝わり、発せられる言葉を辿り、頭の中でイメージを膨らますという、大変脳のフル回転をしていた為か、3人目のプレゼンの途中で退席。
残念ではありましたが、大変貴重な経験ができて良かったです。
ちなみに、結果は"伊東豊雄氏"に決定です。
また岐阜に素晴らしい建物ができるものと思います。今から楽しみです。
それでは。
前回のブログにて紹介させていただきました、「吉村順三建築のいま」展の会場である"文化のみち撞木館"のご紹介を。
HPによりますと・・・
文化のみち橦木館。
輸出陶磁器商、井元為三郎によって建てられたその館は、都会のけん騒を忘れさせるよう静かに佇み、大正末から連なる記憶を今へ伝えています。
ステンドグラスの色鮮やかな光に満たされた洋館、懐かしい薫りにあふれる和館、四季折々の趣が時を忘れさせる庭園、それら全てが皆様のご来館・ご利用をお待ちしております。
とのこと。
その存在自体を知らなかった私にとっては、とても新鮮でしたので写真を紹介します。
外観:大正浪漫の香りがします。
エントランス:雑多に置かれた靴さえも絵になる!?
そして、内部はキッチリと和の空間が広がる。
当時の材料が経年変化により、味わい深いモノになっています。
別館には神戸の異人館のような、当時の西洋文化への憧れがあります。
きっと当時では"超"がつく程の高級品であったと思われる、リアル"GE社"製冷蔵庫。
今はデザインによりあのフォルムが残っていますが、当時は機能によるデザイン。魅力的です。
一度、皆さんも訪れてみてはいかがですか。
※オマケ
建築家・吉村順三氏による1975-76年のグリーティングカード。
・・・格好良すぎる。
それでは。
先日、名古屋市にあります"文化のみ橦木館"にて開催されている「吉村順三建築のいま」の展覧会の記念講演会を聴講してきました。
建築家・吉村順三氏は、大小さまざまな素晴らしい建築を残された、戦後日本の建築文化に大きく影響を与えた方で、その中でも特に住宅設計を志す者にとっては、天上人のような方です。
私が建築の道を歩み始めた頃でも、まだ現役ではあったのですが、あまりに偉大すぎて「歴史上の人物」という感覚です。
その吉村順三氏設計の現存する建物に焦点を当てたのが、今回の展覧会です。
展覧会の趣旨もとても興味深いモノでしたので、展覧会を見るのと併せて講演会も聴講です。
講師は、建築史家であり建築家である藤森照信氏です。
以前にも、講演を聞いたり、実際の建物を見ていたりして、楽しみに行ったのですが・・・
整理券を配布する30分前に到着したのですが、その時点で既に定員オーバー。
かなりショックで、途方に暮れていると、講演会会場の隣接する建物内で中継するとの事で、急遽そちらへの参加をすることになりました。
「まさかのサテライト会場」です。
※友人コメントの引用です。
講演会場は、橦木館の近隣の"文化のみち百花百草"
表の門構えはこんな感じですが、裏手に回ると・・・
近代的な建物が隣接しており、新旧のコントラストが興味深い。
この建物内部にて講演が行われているのですが、私が聴講したのは隣接している"蔵"内部。
"蔵"といっても、綺麗にリノベーションされており、これもまた興味深い。
そして、実際の様子は・・・
プロジェクターに映像が映し出されるのです。
・・・しかし、音がよく聞こえない。
かなり、集中して聞こう聞こうと頑張ってみたのですが、とうとう断念して途中退出。
非常に悔やまれる結果となってしまいました。
ま、切り上げた分、展覧会をじっくり見る事ができたので、良しとします。
それでは。
静岡県浜松市にて、地元の工務店さんに設計協力として参画した「浜松の家」が竣工しました。
実績紹介の<長期優良住宅>「浜松の家」をご覧ください。
個人的な感覚としては"長期優良住宅"の普及があまり進んでないように思います。(メーカーさんは別ですが・・・)
金利の優遇や助成金等で促進しようとする国の施策もありますが、それは別として、従来の住宅の仕様より良くなっているという点に着目すれば、「お得感。」というよりは「価値がある。」という指標が見えてくると思います。
そして、今回の「浜松の家」や昨年竣工の「高蔵寺の家」も含め、長期優良住宅でどのような住宅が実現可能かという事も、色々な検討を重ねて実現しています。
「長期優良住宅で・・・」と検討されている方は、参考にしていただければと思います。
それでは。
とある敷地調査へ。
現地へ向かう前に、役所関係で一通りの調査をして、敷地の条件を確認しました。
調査項目としては・・・用途地域やその他規制の有無、道路、インフラ(上下水道)、ハザードマップの状況等です。
他には電気やガスの状況もありますが、それは現地にて。
このような項目と敷地の形状などの条件を整理する事により、敷地内での建築の可能性を探ることができます。
いざ、現地へ→道中の景色はこんな感じ・・・
私の生活圏での日常では考えられない景色が広がっています。
眺めるだけで、気分が良くなります。
現地の様子はといいますと・・・
まだこれから造成の予定なのですが、平坦な四角い敷地です。
普通と言ってしまえば普通なのですが、どんな敷地でも必ず特性があります。
(もし、特性がなかったら、住宅も完全パッケージ化して売り出されていると思います。)
これは敷地の図面を眺めても、決して伝わるものではありません。
現地に立って、注意深く探っていきます。
周囲の状況も把握できるように、宛ても無くブラブラ歩いてみて、いろんな方向から敷地がどんな風に見えるのか・・・。
散歩中のお年寄りの方にこの辺りの事をお聞かせていただいたり・・・。
「敷地の声を聞く」なんてのは、ちょっと格好付けすぎですが、そんな感じです。
クライアントの声(要望)も、勿論大事な情報ですが、敷地の声も大事なんです。
それでは。
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